門前仲町駅から徒歩3分、街の一角に位置する「リオコーヒー(LIO Coffee)」。ガラス張りの開放感のある店内で、三日月型をしたアルゼンチンの郷土菓子、メディアルナ(300円、以下全て税込み)とコーヒーが楽しめる。メディアルナは、クロワッサンと似ているが、カリッとした外側に対して内側は食パンのように柔らかく、優しい甘さがあるのが大きな違い。アルゼンチンでは、朝食をはじめ、おやつとしても親しまれる。少し小腹が空いた時は、メディアルナにチーズとハムをサンドしたパニーニ(475円)を。甘さと塩気が交差した、病みつきの味わいだ。
同店で取り扱うコーヒーは、オーストラリア発のスペシャルティコーヒーカンパニー「シングルオー(Single O)」の豆を使用。ダブルエスプレッソを意味するドッピオ(525円)をはじめ、イタリアのコーヒー文化が根付いたアルゼンチンならではのドリンクメニューが楽しめるのが魅力的だ。そのほか、コールドブリューやラテ、アメリカンマキアートといった日本でも馴染みのメニューも充実している。
こぢんまりとした店内は、友人同士はもちろん、1人カフェにもちょうど良い。街の人々に愛され、地元民から観光客まで、老若男女幅広い客が足を運ぶ。朝の時間帯は比較的空いており、狙い目だ。