ワタリウム美術館近く、外苑西通り沿いにあるフレンチ。かつては、表参道でわずか18席のみの店として営業していたが、2006年にこの場所に移転した。北海道の生産者約30件と契約を結び、ほとんどの食材を航空便で直接仕入れているため「北海道フレンチ」と称されている。日本人の味覚に合うフランス料理を作る。野菜を多めに使い、料理をし過ぎず食材そのものの旨味を全面に引き出す。という点に重きを置いている同店。『ル ゴロワ風サラダ』や『人参のムース』などは実直な味わいで、オープンから10年以上変わらぬ味を提供し続けている。農林水産省の「料理マスターズ」を受賞した実績を持つ実力ある店だが、店内は、木の温もりが感じられる堅苦しくない空間。リラックスしながらのカジュアルな食事にも最適だ。
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