神楽坂の裏路地にたたずむ、2階建ての広々とした空間が魅力の古民家カフェ。2003年にオープン以来、種類豊富な和スイーツや、丁寧に作られる食事メニューが評判を呼んでいる。
同社がもともと営んでいた日本料理店で、コース料理の最後の品として提供していたスイーツが評判となり、カフェへと展開。和食同様、見た目の美しさや味わいを大切にしている。
一番人気の商品は、本店限定の「碧羅(へきら)」だ。10センチを超える大きなモンブランの中に、煎茶の茶葉入りメレンゲや煎茶のオリジナルアイス、季節のソース、渋皮栗、甘さ控えめのクレームシャンティ、抹茶のスポンジなどが重っている。一つ一つが丁寧に作られており、どれも味わい深い。
上からかける宇治抹茶と栗を合わせた1ミリ幅のペーストは、口の中に運ぶと、抹茶と栗、それぞれの風味やうまみを残しながら上品に溶けていく。セットドリンクには、全国からえりすぐりの日本茶を14種類から選ぶことができる。
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