東京都庭園美術館の目の前にあるコーヒー屋。豆はシティ(中深煎り)、フレンチ(深煎り)、ハイなど、細かく分類されており、オーナーの関根は客の好みを聞き出し、その時にぴったりの一杯を勧めてくれる。世界各国から輸入した、大きな麻袋に入った豆が店の隅に積んであるが、それさえもこの店の雰囲気を演出する大事なピースの一つのようだ。店内に点在する観葉植物たちも、店の雰囲気に馴染んでいる。機嫌をうかがいながら水をあげているのだと話す関根の姿は、1杯のコーヒーと向き合っている姿と重なって見えた。こだわりたっぷりのコーヒーを、目黒通りに面した壁は大きなガラス窓の前で嗜むも良し。テイクアウトして庭園美術館を散策するも良し。いずれを選んでも、贅沢な一時を味わえることは保証しよう。
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