札幌すすきのの老舗ジンギスカン専門店「成吉思汗だるま」。2024年7月、湯島の地に進出を果たした。1954年の創業以来、地元で愛され続けてきた名店だ。札幌本店の雰囲気を忠実に再現しており、中でも2階は本店同様、馬蹄形カウンター席を採用している。
ジンギスカンのラインアップは、「成吉思汗(ジンギスカン)」、脂身が多い「上肉」、希少部位の「ヒレ肉」の3種類。新鮮なマトンを使用し、チルド輸送で鮮度を保っている。ぜひ食したいのは「上肉」。穀物飼育された、やわらかく上品な脂が美味だ。
七輪を使用し、羊の脂で焼き上げる調理法も特徴的。秘伝の醤油ベースのたれに付けて食べることで肉のうまみが引き立つ。辛さを抑えた韓国の唐辛子と粗めにすり下ろしたニンニクの薬味も「中毒性高し」との声が多い。ご飯に番茶と秘伝のたれをかけて提供する「〆のお茶漬け」も見逃せない。