数々の名作漫画を生み出した水木しげるが、人生の大半を過ごした調布市。「深大寺」の参道入り口にある「鬼太郎茶屋」では、代表作である「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観が味わえる。築60年余りの古民家には外壁から内装など、そこかしこに妖怪がひそみ、同氏の「見えんけれども、おるんだよ」という言葉を見事に体現している。
喫茶スペースでは「一反もめんの茶屋サンデー」(900円、以下全て税込み)や「ゲゲゲラテ」(700円)など妖怪をモチーフとしたユニークなメニューを提供。「ぬり壁のみそおでん」(400円)は、水木しげるの出身地、鳥取県産の有機こんにゃくを使用するなど、食材へのこだわりもひとしおだ。
さらに妖怪グッズを揃えるショップや、水木しげる作品を展示するギャラリーを併設。子どもから大人まで「鬼太郎ワールド」を存分に堪能できる。