浅草橋駅から徒歩5分ほどのところにある、家庭的な台湾料理の店。「豆花(トウファ)」や「愛玉(オーギョーチ)」「魯肉飯(ルーローファン)」「鶏肉飯(チーローハン)」など、台湾出身の店主が幼少期から親しんできた味を提供する。
また、できる限り来店客の希望に合わせてメニューを提供してくれるのも本場らしい。例えば、豆花のトッピングは「しろきくらげ」「緑豆」「はとむぎ」「あずき」「手作り黒糖タピオカ」「芋ダンゴ」が用意されているが、「緑豆をダブルで」といった具合でトッピングの量を調整したり、「豆花特盛り」のように豆花自体の量にも柔軟に対応している。
台湾の企業とコラボレーションしたスペシャルな交通カードや、たくさんのカゴ、おもちゃなどで装飾された店内は、店主の祖母の家をイメージしており、にぎやかな雰囲気が楽しい。中には万能調理器として知られる「大同電鍋」の50〜60年前のものもひっそりと置かれているので、ぜひ見つけてみてほしい。
おしゃべり好きなスタッフとの会話を楽しむならば、平日14〜15時ごろの来訪がおすすめ。東京だけでなく、日本各地からこの味を求めてやってくる人もいるという台湾空間を堪能しよう。
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