1977年創業のジャズ喫茶。父である初代店主から引き継ぎ、2代目店主とその母が店頭に立っている。
コーヒーは手網を使って自家焙煎(ばいせん)。焙煎前後にハンドピックでコーヒー豆を丁寧に選り分けている。ホットはもちろん、アイスもハンドドリップで提供。鮮度にこだわるため、コーヒー豆はメニューに載っているもののうち、2、3種類を用意している。コーヒー豆は販売もしており、浅いりと深いりが選べる。
コーヒーには、注文ごとに揚げる「チョコっとドーナツ」や、北海道産の食材にこだわった「チェットベーカリー」の食パンを使用した「ジャムバタートースト」を合わせたい。そのほか、フードは「自家製ドライカレー」や「手作りハンバーグ」が人気だ。
レコードは3000枚を超えており、その全てがジャズ。マスターがその場の雰囲気に合わせて選曲する。リクエストは受け付けていないが、その分曲に集中して聴き入ることができるだろう。これぞジャズ喫茶という趣深さもありながら、懐の深い同店に足を運んでみては。