東京メトロ神保町駅から徒歩3分、神田すずらん通りから少し路地を入ったところにある1966年創業の赤いのれんの老舗ラーメン店。昔から変わらず「ラーメン」は500円(税込み)の型破りな価格設定を貫く。
かなりあっさりとした醤油スープに、喉越しのよい細縮れ麺、チャーシューとのり、メンマが乗った、シンプルな中華そば。醤油味はあっさりとしているが、具材がちょうどいいアクセントになっていて、懐かしさの残る味わいだ。
また、多くの客が注文するのは名物でもある「半チャンラーメン」。いわゆるラーメン+半チャーハンのセットメニューで、半チャーハンの味付けはシンプルだが程よい塩加減で、ラーメンとセットで食べるのにちょうどいい塩梅になっている。「シンプル・イズ・ザ・ベスト」の変わらない昭和スタイルに常連客が集う。