銀座1丁目の交差点を有楽町方面へ、2本目の交差点を右に曲がるとほどなく右手に見えてくる。インド料理専門店「グルガオン」は、飲食店激戦区の銀座にあって、カレーを食べるならここ、という熱心なファンが後を絶たない人気店だ。
日替わりのランチセットはもちろん定番メニューのひとつであるが、ここでは北インドの伝統料理をベースにした「伝統のバターチキン」(1,560円)を試してほしい。国産のひな鳥を使用した自信作のタンドリーチキンを、トマトベースのルーに惜しげもなく投入。フェネグリークリーフとも呼ばれるドライハーブ「カスリメティ」を配合したスパイスを使用し、辛さを抑えながらもクリーミィなコクを出す。
単品で500円から注文できるチーズクルチャも、この店自慢の一品。シュレットチーズをガーリック風味のナンで包んだもので、カレーに合わせるのはもちろん、そのまま食べてもいい。
「北インド料理の窓口」的存在でありたいと店長長島が語る通り、紹介したバターチキンを中心に、万人に挑戦しやすい味付けの料理がそろう。
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