麻布十番にあるブリトーとタコスの専門店。六本木(フリホーレス 六本木)や大手町(同 大手町)ほか都内に店が複数あるが、この麻布十番店が最初にできた店舗だ。ブリトー、タコス、サラダ、ボウル(米の丼)の4種からベースを決めて、チキン、ポーク、アボカドなどメインの具材とソース(コーンサルサ、フレッシュトマトサルサ含む4種)に、レタス、サワークリーム、チーズのトッピングを自由に選ぶ。さらに自分で選ぶもののほか、ご飯と塩味の煮豆も必ず入る(抜くこともできる)。
4つのベースのなかでは、ブリトーが一番人気。もちもちした食感の皮と、メインの肉と野菜、ご飯、豆、そして具材たっぷりのソースを一緒に味わうと、さまざまな具の組み合わせとボリュームで非常に満足感を感じる。業態としてはファーストフード店に入るが、ソース含め全ての具材は店で手作りし、味もメキシコ現地で食べる味わいをできるだけ再現するなど、随所にこだわりがある。
具材によって完全にベジタリアンメニューにすることも可能。また裏メニューで「ハーフ&ハーフ」(メインを肉とアボカド両方半量ずつ頼む)もあり、手軽で栄養バランスの良いランチや軽食をとりたいときに、ぴったりの店だ。イートイン(酒やドリンクも提供)とテイクアウトがある。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)