1. フロリレージュ
    Photo: Keisuke Tanigawa
  2. フロリレージュ
    Photo: Keisuke Tanigawa
  3. フロリレージュ
    Photo: Keisuke TanigawaGrilled eggplant ravioli
  4. フロリレージュ
    Photo: Keisuke TanigawaStone moroko with komatsuna (mustard spinach)
  5. フロリレージュ
    Photo: Keisuke TanigawaA strawberry damask rose cocktail
  • レストラン | フランス料理
  • 価格 3/4
  • 神谷町

フロリレージュ

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タイムアウトレビュー

※2023年9月プレオープン

川手寛康が最高のシェフであることは、以前から分かっていたこと。2023年12月に発表された「ミシュランガイド2024」では、またも二つ星を獲得し、常にうれしいニュースを届けてくれている。

そんな日本を代表するレストラン「フロリレージュ」が、話題の複合施設「麻布台ヒルズ」に移転オープンした。16メートルもの大きなテーブルにゆったりとした1人がけソファがずらりと並ぶ。ゲスト全員と一つのテーブルを囲むという、フランス料理のクラシックな「ターブルドット」スタイルで提供する。

メニュー全体を通して掲げられるテーマは「プラントベース」だ。見た目もふっくらとしたモロコを鮮やかな緑の葉が引き立てる。これがコマツナか? と目を疑う。かつてこんなコマツナを見たことがあるだろうか。「冬の定番の葉野菜といえばコマツナですよね。みんなが知っている食材だからこそ、自分なりのフィルターを通して新しいアプローチをしています」と川手。見慣れた野菜を美しくおいしいひと皿に昇華させる。これこそが都市型レストランの存在意義なのだ。

もちろん、コマツナ一つとっても食材選びにはとことんこだわり、スタッフに尋ねればその特別感をたっぷりと楽しむことができる。そんな客の質問に対して答えるスタッフの言葉を、隣で「なるほど」と聞きながら料理を堪能するのも、またターブルドットの楽しみ方である。

同店からバースタンドを新設。カクテルペアリングをより多彩かつ本格的に楽しめるようになった。アルコール類はワイン、ウイスキー、日本酒、ほかリキュール類など揃うがメニュー表は存在しない。スタッフに相談すれば、好みに合った(そして、時に驚きに満ちた)ドリンクを提案してくれる。

人気店なので、早めの予約を入れることをすすめたい。

詳細

住所
東京都港区虎ノ門5-10-7 麻布台ヒルズ ガーデンプラザD 2階
Tokyo
アクセス
東京メトロ日比谷線『神谷町』駅(5番出口)直結
営業時間
12時00分〜15時00分(L.O.12時30分)、18時00分〜22時00分(L.O.18時30分)/定休日は月曜・日曜(ディナー)・火曜(ランチ)・そのほか不定休
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