1947年に建てられた木造平屋をリノベーションしたカフェ。建物の持ち主が植物好きであったことから庭にはさまざまな木花が植えられており、池袋駅から歩いて10分ほどの位置にありながらも、どこかのんびりとした雰囲気がある。
メニューは数種類のテリーヌとドリンクを用意しており、広々とした畳の上や縁側で楽しめる。特に抹茶を使ったメニューに定評があり、抹茶が好きなら「濃厚抹茶テリーヌ」と「抹茶ラテ」の組み合わせがおすすめだ。
イートインスペースは畳がメインで、トイレにはおむつの交換台や子ども用の補助便座があったり、ベビーカーを入り口で預かってもらえたりと、キッズフレンドリーな点も魅力。子どもと一緒にのんびり過ごせるスポットとしても覚えておきたい。
どしんとした貫禄のある木戸は、戦災を逃れたため江戸時代から明治時代に作られたと伝わるそう。表札には家の持ち主である「深野」という名前も残っているので、訪れた際はこちらも要チェックだ。茶道や味噌仕込み会など、和の文化を発信するワークショップも定期的に開催している。