首都圏に15店舗以上を展開している、辛くてうまいラーメン店の代表格「中本」の本店。真っ赤なスープからも分かる通り、一口すすれば秘伝の辛味噌だれとタンメンの深いコク、うま味、キャベツ、ニンジンの甘味、そしてニンニクの味がちょうどいい具合に口の中で混ざり合う。この組み合わせが中本独自の味を支えている。
今では都内でも多数の店舗で食べられるが、本当のおいしさは本店でこそ味わえる。メニューは、最もスタンダードな「蒙古タンメン」、少し辛さを抑えた「味噌タンメン」、つけ麺スタイルの「冷し五目蒙古タンメン」など多数あるが、究極の辛さを求めたい人は、「北極ラーメン」と「冷し味噌ラーメン」にチャレンジしてみてほしい。汗を流しながら食べる、うま辛の魅力がクセになるだろう。