リトル小岩井
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東京、スパゲッティ専門店9選

新宿、吉祥寺、中目黒で味わう日本のスパゲッティ

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日本人の間で、「パスタ」という言葉が定着してから、「スパゲッティ」という響きにはどこか懐かしさを感じさせるものがある。ナポリタンやタラコなどのスパゲッティは、外国の食文化を日本独自のスタイルで昇華させたもので、現在においても愛され続けている味だ。そして東京には、そんな昔ながらの味をそのまま味わえる老舗の名店から、アルデンテを極めた本格派まで、それぞれの店のこだわりが詰まったスパゲッティ専門店の宝庫だ。その中でも、タイムアウトおすすめの9店を紹介したい。どの店も1人でも気軽に利用できるので、無性にスパゲッティが食べたい、という欲求に駆られたときに訪れてほしい。

  • イタリア料理
  • 中目黒

中目黒駅から徒歩3分ほどの場所にある、連日盛況のスパゲティ専門店。毎日、店で製麺するという、出来立てもちもちの麺を使用したスパゲッティが、老若男女から愛されている。メニューは、たらこクリームや、ナポリタン、アラビアータなど、常時8種を提供。全て730円という手頃価格でありながら、麺の量は300gと、しっかりボリュームがあるのも魅力だ。おすすめの「塩バジリコ」は、マッシュルームや、ベーコン、ピーマンといった具材もたっぷり入り、濃いめの味付けとバジリコの風味が食欲をそそる。セットにできるサラダ(各250円)も、価格を裏切るほどに野菜が盛られており、日頃の野菜不足を補ってくれる。

  • 浅草

当店のスパゲッティの特徴は、焦げ目が付くまでしっかり炒めた太麺と、そのボリューム。店の定番メニューである、「カルボ」は、ベーコンと玉ねぎがたっぷり入ったクリーミーなソースと、もっちりとした食感の麺が絡み合う。黒胡椒と、焦がし麺の香ばしい風味が、良いアクセンントだ。カロリーは気にせず、じっくりと味わおう。「カルボ」のほかに、「ナポリ」や「ミート」、和風しょうゆ味の「ミカド」の4種類から選ぶことができ、どれも中盛900円と手頃価格。グラスワイン(350円)もあるので、立ち寄って一杯飲むのにも良い。

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  • 日本料理
  • 築地
  • 価格 1/4

買い物客でにぎわう築地場外市場内にある、スパゲッティ専門店。ここの名物は、マーガリンで炒めた昔ながらのスパゲッティだ。特に、皿全体を覆う程に大葉がたっぷりと盛られた「和風スパゲティ」は、各種メディアでも取り上げられ、話題となった。細めで、しっかりとした味付けのパスタに、細かく刻まれた大葉の豊かな香りが加わり、口に運ぶ手が止まらない。夫婦経営の店で、手際よくフライパンをふるう店主と、テキパキと料理を運ぶ奥さんの姿も微笑ましい。下町らしい、常連に長く愛されている店だ。 

  • 恵比寿

タラコやウニ、バターなどを使用した絶品スパゲッティを提供し、2018年に惜しまれつつも閉店したスパゲッティの名店「ハシヤ」。恵比寿の人気店、アンクルトムは、当店で修行を積んだ店主が開店した。元祖の味をうまく引き継ぎつつも、随所に独自のこだわりが光る。ハシヤと同様、タラコのスパゲッティも定番人気だが、おすすめしたいのは、「タマゴとベーコンとエビ」(1,480円)。半熟のスクランブルエッグのような、とろりとした食感のソースが絶妙で、一般的なカルボナーラとは一味違う。ぷりっとした食感の海老も、ソースとマッチしている。

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  • 多国籍料理
  • 新宿

新宿にあるスパゲッティ専門店。メニューの多くが、ソースが皿から溢れんばかりに注がれてり、見た目のインパクトも抜群だ。一番人気の「絶望のスパゲティー」(1,400円)は、オリーブの微塵がたっぷりと入った、クリーミーなミートソース。にんにくと、オリーブの風味がしっかりと効いており、絶品のひとことだ。このメニューが品切れのときは絶望してしまうかもしれない。

  • Things to do
  • 新宿

新宿のあるでん亭では、店名に恥じない、絶妙な茹で加減のスパゲッティが食べられる。イタリア人の常連客が多いのも、その技術の高さを物語っている。メニューは純イタリアンなものから、和風まで豊富だが、アリタリア航空のクルー直伝の「アリタリア」(1,610円)は、ぜひ味わってみてほしい。しめじと生クリームをあえた麺に、トマトの酸味が効いたミートソースが、絶妙にマッチしている。オイル系が好みなら、特大サイズのベーコンが豪快にのった「アリオ オリオ ベーコン添え」(1,230円)もおすすめだ。

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  • 中野

中野駅前のパスタキッチン(PASTA KITCHEN)は、照明を落としたバーのような雰囲気。人気の和風のメニューのなかでも、特におすすめしたいのは、スペシャルメニューの「おみ漬けベーコンピリピリ正油バターガーリック」(1,080円)。スパゲッティは細麺で、ガーリックの効いた醤油風味のオイリーソースがたっぷりと絡む。和風ながらも、濃厚な味わいの麺の上には、山形名物の青菜の漬物「おみ漬け」がたっぷりと盛られている。しゃきしゃきとした食感が口の中をさっぱりとさせてくれ、絶妙なコンビネーションだ。

  • 大手町

リトル小岩井は、ゆで置きした麺を炒めて提供するスタイル、通称「ロメスパ」の老舗。これぞ日本のスパゲッティといえるメニューが楽しめる。しっかりと茹でられた極太麺は、アルデンテという言葉とは無縁の仕上がりで、期待を裏切らない。この麺ならばやはり、「ナポリタン」(570円)を注文したいところ。具材、味付けともにシンプルそのもので、誰が食べても懐かしい気分になるだろう。好みに応じて、焦がしめ、味濃いめ、油少なめなどのリクエストに対応してくれるのも嬉しい。

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  • 日本料理
  • 吉祥寺

吉祥寺のハモニカ横丁にあった、行列が絶えない人気の生パスタ専門店。新型コロナウイルスの影響で、閉店したが1年をへて移転オープンした。 

麺は太めの平打ち麺で、もちもちとした食感で見た目よりもボリュームがある。人気の「極旨ミートソース」は、デミグラスソースに近い濃厚な仕上がり。茄子やモッツアレラチーズ、ソース状になった納豆などをトッピングして楽しもう。そのほかにも、ハシヤのレシピを受けついだ博多の明太子を使ったパスタなどが楽しめる。

カレーが食べたくなったら…

東京には、数えきれないほど、カレーの名店がある。ここでは、発祥の地、インドのカレーをメインに据え、タイカレーや、日本のカレーの礎となった「欧風カレー」などをジャンルごとに紹介。カレーマニアの読者は、これをひとつの基準として東京のカレー探索に勤しんでほしい。

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