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台湾麺線

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タイムアウトレビュー

台湾の国民食「麺線」の専門店。日本ではまだ馴染みの薄い麺線は、素麺を蒸した細い麺をとろみのあるスープで煮込んだもの。具材はモツとパクチーが盛られ、麺ごとレンゲですくって食べる。現地では地方によって味付けが異なるが、この店が手本にしているのは台北の名店 阿宗麺線の麺線だ。本来は門外不出の材料も、味にほれ込んだ店主が交渉を重ね、現地からの仕入れルートを開拓した。限りなく本場に近いその味は、台湾らしい味覚を凝縮したような一杯。カツオダシの効いた優しい味わいのスープに、ふやけているのにコシを保っている不思議な食感の麺が絡まる。素朴ながらくせになる味だ。卓上の烏酢と自家製のラージャオジャンを足すと、酸味やコクが増すのでおすすめだ。

もう一品、台湾ローカルの揚げパン『銀糸巻』も必食だ。外側は香ばしく、中は太い麺状の生地が束ねられており、これまた不思議な食感。ほんのりと甘く、つまみとしてもデザートとしても食べられる。ちなみに「台湾麺線」は日本で商標登録済み。麺線は台湾の国民食だが「台湾麺線」は新橋の店舗を指す。

詳細

住所
東京都港区新橋5-22-2
Tokyo
アクセス
JR山手線『新橋』駅(烏森口)徒歩8分/ 都営三田線『御成門』駅(A4出口)徒歩4分/ 東京メトロ日比谷線『神谷町』駅(3番出口)徒歩11分
営業時間
11時30分〜14時30分、17時30分〜22時00分(L.O.21時30分)/土曜・祝日は11時30分〜14時30分、17時30分〜21時30分(L.O.21時)/定休日は日曜
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