ルミネ荻窪5階のレストラン街にある中華料理店。1961年に創業した本店(南国酒家 原宿店 本館)のほか、都内や横浜、札幌など全国に店があり、日本ではよく知られた中華料理チェーンの一つだ。
荻窪店では、ランチはメインに前菜、スープ、シュウマイ1個、ご飯、杏仁豆腐が付いたセットメニュー、『天然海老のチリソース煮セット』(1,480円)、『麻婆豆腐セット』(1,380円)、『広東風酢豚セット』(1,480円)を提供。
ディナーでも炒め物や麺料理、春巻き、シュウマイの単品メニューのほか、『五目具だくさんあんかけやきそばセット』(1,580円)、『有機金ごまのタンタン麺セット』(1,480円)、『たらば蟹とレタスのチャーハンセット』(1,680円)といったセット(いずれもシュウマイ1個と杏仁豆腐付き)が注文可能で、丁寧に作った上質な中華定食を食べたい人にはリーズナブルだと言える。
どのメニューも余分な油はきちんと落とし、中華でも腹にもたれないように仕上げているのが店のこだわりで、実際、深いだしや食材のうまみとコクで満たされるものの、さっぱりと食べられる。
料理のクォリティーと合わせて駅直結の抜群のアクセスと、明るくモダンな店内で荻窪界隈の住民に人気。シニアのグループ客や家族連れで、平日、週末問わずにぎわっている。
テキスト:浅野 陽子(フードライター )