用賀駅から続く商店街を8分ほど奥へ進むと現れる、小さな地中海料理店。温かみのある木彫の店内にはアットホームな雰囲気が漂い、夜になるとカウンター席は常連客で埋まる。
イタリアやドイツでシェフをしていたという店主が生み出す料理は、どれも本格的で優しい味わい。芳香なチーズとビーツの組み合わせが新しい『ビーツとブルーチーズのサラダ仕立て』や、日本人の口に合うスパイス使いの『ひよこ豆のディップ フムスと自家製ピタパン』など、メニューの一つ一つに店主のこだわりが光る。ワインが進む、店イチオシの『本日のクレープ生地のラザニア』も見逃せない。メイン料理は日替わりで、豚や鶏、ラムといった肉や魚から選択可能。魚介は鮮度にこだわり富山県の氷見市から仕入れているため、カルパッチョもおすすめだ。メニューの多くはベジタリアン用にアレンジもできる。
ワインは自然派が多く、チュニジアやスロベニアなど中東の珍しいワインも多数。迷ったら、優しい酸味と果実味のハウスワインから始めよう。