軽井沢の別荘地に佇むエロイーズカフェ。同店はもともと、明治時代に軽井沢で夏を過ごしてきた一人のアメリカ人女性、エロイーズ・カニングハムが音楽家を目指す若者のために建てた音楽ホールだった。設計は建築家界の巨匠、吉村順三が担当。取り壊しの危機にあったホールを新しくリノベーションし、カフェ兼シェアハウスとして2015年によみがえった。現在は混雑時に最大2.5時間の待ち時間を要するなど、人気を集める名店だ。メニューは朝食メニューオンリーで、宣教師直伝の製法で作られるフレンチトースト『宣教師が愛したフレンチトースト』、信州産の卵をぜいたくに使用した『信州産卵のエッグベネディクト』などが人気。広大な緑に囲まれながら、軽井沢を愛したエロイーズ女史の情熱に思いをはせてみるのもいいかもしれない。
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