JR亀有駅南口から徒歩4分ほど。ラーメンの人気店が多数出店している激戦区の亀有に、2017年12月にオープンし、新鋭ながらその美味さが話題となって、すぐに行列店の仲間入りを果たした名店。
メニューは『中華そば』の醤油と塩(750円~)があるが、おすすめは『醤油』だ。一口スープを飲めば、複数の味が口内を攻め立て、混ざり合う。煮干や昆布、鰹節など複数の素材からとった魚介出汁と鶏がらの出汁に、醤油ダレが加わる絶品だ。
麺は自家製で、加水率の高い超多加水麺を使用。モチモチでしっかりと味を吸い込む。そのほかの具材も一切の妥協はなく、おろそかな要素が全くない完成度を誇る。歯切れよい食感の鶏チャーシュー、柔らかい歯応えで旨みのある肉厚の豚チャーシュー、ワンタン、味が前に出過ぎない味玉、どれをとっても作りこまれている。
オーソドックススタイルながら、ひとつひとつのレベルを磨き上げた一杯は、ただただ美味いとうならされる。