『のとだらぼち』は、能登半島のおいしいものを東京の人々にもっと知ってほしいとのコンセプトに基づいて、能登の異業種仲間26名が集まって立ちあげた居酒屋。鮮魚、野菜、米、地酒など、能登ならではの食材を使ったメニューを、銀座界隈にしては比較的リーズナブルに楽しめる店だ。地下ながら木をふんだんに使った店内は、掘りごたつのカウンター席と円卓の座敷があるが、不思議なほど落ち着ける。その時期ごとの旬の魚介を使った刺身(3点盛り1,800円~)や、イワシを糠漬けにした能登ならではの保存食である『こんかいわし』、能登の魚醤いしるで野菜をさっと煮た『いしりのかいやき』など、東京では見かけない郷土料理がさまざま揃う。また、日本酒の揃えもユニークで、ひとつの酒蔵で本醸造から特別本醸造、純米、大吟醸と楽しめるところが酒好きにはたまらない。能登出身のおばちゃんの明るい接客も魅力のひとつ。銀座と新橋のちょうど中間あたり、外堀通り沿いにあるため、界隈で知っていると何かと重宝する店だ。
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