武士の姿・武士の魂
「大倉集古館」で、武士の姿が描かれた作品群を特集。戦の様子を描く合戦図や武人肖像画、武力や権力を象徴するモチーフなどを描いた絵画、武士の魂でもある甲冑(かっちゅう)や刀剣を展示する。
重要文化財の前田青邨による『洞窟の頼朝』をはじめ、『平家物語』や『太平記』を舞台にした絵画は、描かれた時代ごとの武士に対する思想を反映している。
また、武力と権力の象徴とされるタカをクローズアップした作品も取り上げる。「鷹図」が武士の表象としてどのように描かれ、荘厳され、利用されたかを探っていく。
本展を通して、時代ごとの表現や、さまざまな武威の表現を堪能してほしい。
※10〜17時(金曜は19時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,000 円、学生800円、中学生以下無料