三菱財閥の創設者の息子である岩崎久弥によって1896年に造られたこの庭園は、表面はごちゃっとした上野の街にも現代的な輝きが隠れていることを伝えている。最近改装された本館はジョサイア・コンドルの設計によるもので、ジャコビアン洋式とペンシルヴァニアのカントリーハウスの要素を取り入れた2階建ての建物(日本初の洋式トイレ付き)。さらにログ・キャビン風のビリヤード室も隣接している。畳の大広間では、お茶を頂いたり橋本雅邦の作品である四季の風物詩を描いた襖を鑑賞したり出来る。
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