ポーラ美術館
ポーラ美術館

ポーラ美術館

  • ミュージアム | アート&デザイン
  • 箱根
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タイムアウトレビュー

印象派などの西洋絵画を中心に、1万点を収蔵する美術館。ガラスをふんだんに使った建築で、差し込む光や豊かな緑を感じながらアート観賞を楽しめる。施設内には、2013年にオープンした遊歩道もある。遊歩道の全長は670メートルで、散策所要時間は20分ほど。四季を通じて訪れる野鳥のさえずりを聞きながら緑の中を歩けば、疲れ切った心も休まることだろう。時折、小動物も姿を見せるそうで、散歩途中に出合えたらラッキーだ。

詳細

住所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
Kanagawa
アクセス
箱根登山鉄道『強羅』駅から無料送迎バスで8分
価格
1,800円、大学・高校生1,300円、中学生以下無料
営業時間
9時00分〜17時00分(入館は閉館の30分前まで)

開催中

フィリップ・パレーノ:この場所、あの空

現代のフランス美術を代表する注目のアーティスト、フィリップ・パレーノ(Philippe Parreno)の国内最大規模の個展が開催。「ポーラ美術館」を舞台に、代表作の映像作品『マリリン』(2012年)や、1990年代の初期作品から初公開のインスタレーションまで多岐にわたる作品を紹介する。 パレーノの意識は常に現実・フィクション・仮想の境界に向かい、映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなどさまざまな形で表現している。さらに芸術や「作者性」の概念にも疑問を投げかけ、ほかのアーティスト、建築家、音楽家と共同で作品を生み出してきた。 本展では太陽を追跡する大型のミラー作品などを、箱根の豊かな自然を背景に展開。展覧会そのものをメディアとして捉えるパレーノが構築する空間は、場所の特性や建築を生かした大規模な舞台装置のように、訪れた人に新鮮な驚きの体験をもたらすだろう。自然の中でたっぷりとアートに浸りに訪れてみては。 ※9~17時(入場は閉場の30分前まで)/料金は2,200円、学生1,700円、中学生以下無料

カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ

「ポーラ美術館」で、「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」が開催。ウジェーヌ・ドラクロワ(Eugène Delacroix) 、クロード・モネ(Claude Monet)、アンリ・マティス(Henri Matisse)、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)、草間彌生、杉本博司、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)など、印象派から現代美術まで、近現代美術における「色彩」の変遷をダイナミックに紹介する。 自然や都市、美術館などで目にする現実の色より、画面を通して経験する「仮想の色」に慣れつつある現代社会。しかし、時代を表してきた美術家たちは、日々研究を重ね、独自の表現方法を創り、人生をかけて色彩を生み出してきた。 チューブに入った油絵の具を巧みに扱い、さまざまな色彩によって視覚世界を再構築した19世紀の印象派や新印象派、20世紀のフォーヴィスムの絵画や抽象絵画。そして、色彩の影響力によって観る者の身体感覚を揺さぶる現代アート。日々の暮らしに彩りをもたらし、物質と精神をともに豊かにしてきた「本当の色」を身近に感じてほしい。 ※9~17時(入館は閉館の30分前まで)/料金は2,200円、学生1,700円、中学生以下無料
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