日清食品の創業者で、インスタントラーメンの発明者である、安藤百福(あんどう・ももふく)が抱いていた「子供たちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを具現化した体験型食育ミュージアム。大阪府池田市の「インスタントラーメン発明記念館」(1999年11月オープン)に続く施設となる。
世界で一つだけの「カップヌードル」を作ることができるマイカップヌードルをはじめ、世界中の「麺」 が味わえるコーナーなど、ミュージアム内にはさまざなアトラクションが用意されている。
同ミュージアムのクリエーティブディレクションは、アートディレクターの佐藤可士和が担当。建物やロゴマークのデザインから、各展示のコンセプトワークに至るまで、総合的なプロデュースを手がけた。日本で生まれ、世界の食文化を変えたインスタントラーメンが、いかにして発明され、どのように発展を遂げていったのか。さまざまな展示や体験工房を通じ、楽しく遊びながら、学んでみては。