※2023年12月19日オープン
「ローカル・ディスカバリー(地域の発見)」というメルキュールのブランドコンセプトをもとに、「Stage Art(劇場の舞台美術)」をデザインコンセプトにしたホテル。ロビーやレストランにはシアターをモチーフにした意匠を取り入れたアールデコのデザインで、劇場を訪れたような高揚感がある。廊下に表示される客室ナンバーは映画フィルムがイメージされているとか。
劇場文化の世界観を表現しているのが、3階にあるエクゼクティブ・ラウンジだろう。古き良き時代のバーのような雰囲気で、演劇やミュージカルに関する書籍がディスプレーされている。
作業がしやすいデスク席、映画監督がロケ先使用することから名付けられたディレクターチェアなど椅子のタイプもさまざまで、気分に合わせて過ごせる。
全178室の客室中2室あるスイートと、上層階のプリビレッジのゲストは、15時から19時30分まではワインやリキュールなどのアルコールも提供される。17時30分から19時30分までは、軽食やスイーツも自由に楽しむアペロタイムとなるので、観劇の前に軽い食事をするにもいい。
観劇後にはゆったりと茶を楽しみながら感想を語り合うなど、ホテルそのものが、日比谷の劇場文化を満喫しよう。