日本橋兜町にオープンした、マイクロ複合施設「ケーファイブ(K5)」。建築自体もユニークで、日本国内初の銀行として1923年完成の第一国立銀行の外観をそのままに、内部を丁寧にリノベーションしている。建築と空間デザインを監修したのは、スウェーデンのストックホルムを拠点に活躍する建築家パートナーシップ、CLAESSON KOIVISTO RUNEだ。
施設の地下1階から地上階には、ニューヨークのクラフトビールメーカーであるブルックリン・ブルワリー世界初のフラッグシップ店の「ビー(B)」や、国籍に囚われない先鋭的な料理を提供するレストランの「ケイブマン(CAVEMAN)」などが立ち並び、地上2階から4階はブティックホテルが入居する。
また、都市と自然の対比を表現するべく、先鋭的な植栽演出集団であるYard Worksがそれぞれの空間に合わせてセレクト、アレンジした植物が館内にふんだんに配されているのも特徴的だ。
都会のオアシスに癒やしを求めて足を運んでみてはいかがだろう。