関西の会社が施工したことから、関西式の「流れ風呂」を体験できる銭湯。電気風呂や超音波風呂といった複数の湯船がつながったL字型の浴槽配置に、赤青レバー型のカラン、U字型に曲がったシャワーなど、随所に関西らしさを感じる一軒だ。
真ん中に配置された熱めの湯は、立って入るのがちょうどいいぐらいに底がかなり深い。銭湯の全盛期、できるだけ多くの人が一度に湯に浸かれるようにという工夫から、この深さの浴槽が誕生したそうだ。
浴室には、四方から30度の水が出るボディシャワーや、無料のスチームサウナも完備。取材のため銭湯をハシゴしていた筆者に対して「お風呂に入るのって意外と疲れるでしょう? 乾燥するからこれ使って」と乳液を貸してくれるスタッフのフレンドリーさも魅力だ。