※2023年4月15日オープン
小岩駅から徒歩3分の場所にあるディープなバー。店名の「ヴンダーバー アルス(WunderBar Ars)」は、ドイツ語で「素晴らしい」の意味を持つ「WunderBar」とアートの語源であるラテン語「Ars」を掛け合わせている。
店主の小田いわく「博物館バー」。15〜18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、珍品を集めた博物陳列室「脅威の部屋」をテーマにしているそうだ。そんな店内は、ぐるりと本棚に囲まれ2000冊以上の蔵書が並ぶ(本はサブスク制でレンタルが可能)。
世界史の教師として勤めたのち、アブサンに目覚めバーテンダーの道に進んだという小田は、新宿の「ベンフィディック」などで修行を積み、よく通っていたという「カクテル バー レイヴン(Cocktail Bar Raven)」の隣の物件が空いたことを機に、店をオープンさせた。
メインに揃えるのは、ドイツ・オーストリア産のアブサンとワイン、蒸留酒。メニューには、スタンダード・オリジナルカクテル(1杯900円〜1,500円ほど)のほか、アブサンの飲み比べなども用意。学術的なバーにしたいという思いから、アブサンの魅力を伝えるイベントや酒税法についてなどのイベントも定期的に開催している。
なお、店の近くには、コンセプトの異なる2軒のユニークなバーがあるので、ハシゴして楽しむもよし、その日の気分で使い分けてもいいだろう。