帝国ホテル 東京のメインバー。フランク・ロイド・ライトが設計した、帝国ホテル旧本館(通称ライト館)の面影を今に伝える場として知られており、カウンター奥にあるレンガと、バーの一番奥にある幾何学模様の壁は、ライト館から移築されたものだ。
ちなみに、幾何学模様の壁の下にあるテーブルと椅子はライト館で使われていたもので、現在も席として利用可能。壁際にあるので座り心地は良くないが、この席をめがけてやってくる客もいるのだという。
クラシカルな雰囲気の中、しっとりと味わいたいのは、雪に覆われた富士山をイメージしたカクテル『マウント フジ』。1924年に作られたジンベースのカクテルで、卵白がまろやかな口当たりを演出している一杯だ。
※新型コロナウイルスの流行により、当面の間16時00分~21時00分に営業短縮
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