スコッチウイスキーと言えばまず名前の挙がる、国立駅すぐ近くのバー。30年以上の歴史を持つだけに、どこか懐かしい雰囲気を醸し出している。階段を降りて小さな店内に入ると、奥まった空間が独特で、オーセンティックでありながらも穴蔵に入り込んだような期待感と親密さを与える。まだ「シングルモルト」という言葉もあまり聞かれなかった1987年に開業、オーナーの大川貴正は当時、仕入れのために毎年のようにスコットランドを訪れていたという。スコッチの品揃えはもちろん、ウイスキーを使ったカクテルでも人気の名店だ。
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