改修される以前は、渋沢栄一が創業した日本初の「第一銀行」であった歴史を持つ、複合施設ケーファイブ(K5)。渋沢の応接間だった区画は、おもてなしの場として、ライブラリーバー 青淵(Ao)に生まれ変わった。真っ赤なソファと赤い大理石のローテーブルが印象的な空間は、渋沢の書斎がモチーフとなっている。
本棚は、渋沢栄一という人物の見た世界から、兜町、東京、日本、といったレイヤーごとに当時を知ることができるように構成。カクテルは、日本という枠組みにとらわれず、アジアという視点で、緑茶やほうじ茶、紅茶のほか、漢方をベースにした斬新な一杯が味わえる。