神楽坂の大久保通り沿いに位置する同店は、人生の「余白」をコンセプトにしたブックバー。「仕事場や家庭を行き来する日常の中、どちらでもないサードプレイスとして本と酒が楽しめる場所があったら」という思いから、元出版社勤務の店主が2016年にオープンした。
ずらりと本が並んだウッディーなカウンター席では、オムレツやタラのムニエル、旬の野菜をふんだんに使ったサラダなど、素朴で温かみのある家庭料理と種類豊富なアルコールドリンクが堪能できる。
夫婦で営むアットホームな店なので、肩の力を抜いて読書や会話を楽しめるところが魅力の一つだ。本は文芸、社会学、芸術、サブカルチャー、絵本までジャンルレスに2000冊ほどラインアップ。特に、店主が好む村上春樹の書籍は豊富にそろっている。