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12月公開の注目映画5選

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京が注目する、12月公開の映画を紹介。今月は、芯の強い女性が登場する映画に注目したい。イギリスのファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウェストウッドを追ったドキュメンタリーや、ゴシック小説『フランケンシュタイン』の著者、メアリー・シェリーの生涯を描いた『メアリーの総て』などだ。活力溢れる作品を見に行こう。

『メアリーの総て』※2018年12月15日公開

(C)Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017

ゴシック小説の名作『フランケンシュタイン』の著者で、SFの先駆者と呼ばれるイギリスの女性作家メアリー・シェリー。彼女の半生がエル・ファニング主演で描かれる。『フランケンシュタイン』をメアリーが18歳で書き上げたことにも驚かされるが、物語が生み出されるきっかけとなった、波乱に満ちたメアリーの人生には誰もが心打たれることだろう。

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』 ※2018年12月28日公開

(C)Dogwoof

イギリスのファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドの生き様を描いたドキュメンタリー。セックス・ピストルズの仕掛人マルコム・マクラーレンとの出会いや、パンクムーブメントの誕生秘話、無一文からの再出発など、波瀾万丈な人生が語られる。2人の息子(ベンジャミンとジョセフ)のコメントのほか、現夫でブランドのクリエイティブディレクターであるアンドレアス・クロンターラーとの仲睦まじい共同作業の様子など、貴重な服作りの現場も映し出される。何が起きても、立ち上がるヴィヴィアンの姿から勇気をもらえる作品だ。 

『旅するダンボール』 ※2018年12月7日公開

(C)2018 pictures dept. All Rights Reserved

国内外から注目を集める「ダンボールアーティスト」島津冬樹の活動を追ったドキュメンタリー。島津は、世界30ヶ国を巡って捨てられたダンボールを拾い集め、それを素材にダンボール財布を制作している人物だ。本作は、ハリウッドを拠点に活動する映像ディレクターの岡島龍介がメガホンをとり、その活動を映し出す。関連イベントはこちら

『来る』 ※2018年12月7日公開

(C)2018「来る」製作委員会

映画『告白』『渇き。』などで知られる中島哲也の新作。澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』を映画化したホラー作品で、岡田准一が主演を務めている。とくに終盤は原作との違いが多く感じられるかもしれないが、柴田理恵の怪演や、スピード感溢れる映像は観ているものを飽きさせない。

『暁に祈れ』 ※2018年12月8日公開

(C)2017 - Meridian Entertainment - Senorita Films SAS

タイの刑務所に服役し、ムエタイでのし上がることに成功したイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝小説を映画化したアクションドラマ。『ジョニー・マッド・ドッグ』で世界的に評価された、ジャン=ステファーヌ・ソヴェールがメガホンをとった。ボクサー役を務めたジョー・コールの鋼の肉体にも注目したい。

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