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車内にどこでもドア、西武鉄道がドラえもん電車の運行を開始

連載開始50年を記念、西武新宿、拝島、多摩湖線で

Emma Steen
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Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
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藤子不二雄が「ドラえもん」の最初の連載を開始してから半世紀。藤子の没後もコミック連載やアニメの放送が続けられ、ドラえもんは国民的キャラクターのとして今も愛され続けている。最近ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションに登場して話題を集めたが、公共の交通機関でもドラえもんワールドを体験できるようだ。

Doreamon Train
Photo: fb.com/aremokoremo.pj.seiburailway

西武鉄道は2020年10月8日、ドラえもんの掲載開始50年を記念したラッピング電車「DORAEMON-GO!」の運行を開始。使用される車両は、西武鉄道の「スマイルトレイン」こと30000系だ。車体側面はドラえもんをイメージしたブルーで、車内の座席背もたれには「四次元ポケット」をプリント。乗降ドアの一部がドラえもんの顔に見立てられていたり、貫通扉が「どこでもドア」仕様になっていたりと、遊び心あふれるデザインだ。

また、列車の先頭はヒゲと赤い首輪でドラえもんの顔に。運転席にはドラえもんのぬいぐるみが鎮座しているのも微笑ましい。 

fb.com/aremokoremo.pj.seiburailway

そのほか、座席の仕切りに「ひみつ道具」のイラストが描かれていたりと、全車両をチェックしたくなる装飾になっている。ドラえもん電車は西武新宿線と拝島線(多摩湖線萩山~西武遊園地間)で、当面の間運行される予定だ。スケジュールについては西武鉄道の公式アプリから時刻表を確認してみよう。

夢を与えるドラえもんの電車に乗って外出を楽しみ、子どもの頃に感じたワクワクする気持ちを思い出してみてはいかがだろう。 

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