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益子春の陶器市、今年はウェブ版として4/29から22日間にわたって開催

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Shiori Kotaki
Shiori Kotaki
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毎年、ゴールデンウィークと秋に開催されている『益子陶器市』。関東最大級の陶器市ということもあり、都内から足を運んでいる人も多いのではないだろうか。しかしながら、春の陶器市は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中止に。がっかりしている人も多いだろう。

しかし、益子焼ファンは気を落とさずに。『有田陶器市』と同じく、今回はウェブ版として開かれることになったのだ。しかも、4月29日(水・祝)の9時から5月20日(水)の23時59分までという、本来の開催期間(4月29日〜5月6日)よりも2週間ほど長い期間で開催。ここでは、益子陶器市の歴史や『益子春の陶器市 WEB版』でできることを紹介する。

『益子陶器市』とは

益子陶器市
益子陶器市

毎年、栃木県の益子町でゴールデンウィークと秋(11月3日前後)に開催される陶器市。益子焼は、江戸時代末期、笠間(現茨城県笠間市)で修行をした大塚啓三郎が窯を築いたことが始まりといわれている。それ以来、優れた陶土を産出することや東京に近いことから、鉢や水がめ、土瓶など、日用の道具の産地として発展を遂げてきたそうだ。

『益子陶器市』がスタートしたのは、1966年のこと。今では、毎回約550のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から美術品、新進気鋭の作家が手がけるカップや皿などの日用品を販売。焼き物のほかに、地元で採れた特産品などの販売も行われ、毎回、春秋合わせて約60万人の益子焼き好きでにぎわっている。

『益子春の陶器市 WEB版』でできること

『益子春の陶器市 WEB版』出店者の作品(見目木実)
『益子春の陶器市 WEB版』出店者の作品(見目木実)

今年は残念ながら、作り手と話をしたり、実際に手にとって器を選ぶことはできないが、『益子春の陶器市 WEB版』には152の作家や窯元、販売店が出店。4月29日、5月3日(日・祝)、5月6日(水・振休)の3回の窯出しで作品が徐々にそろっていくので、何度訪ねても楽しめることだろう。ただ、早めになくなってしまう作品もあるので、まずは初日にのぞいてみるのがおすすめだ。
※窯出しのスケジュールは変更になる可能性あり。随時公式サイトをチェックしよう。

購入方法は?
決済方法は、クレジットカードをはじめとしたオンライン決済を用意。商品は、作家や窯元など関係なく、まとめての購入ができる(代金もまとめて支払い可能)。送料は、全国一律で設定する予定だ(商品の発送は国内のみ)。

また、作品は購入後1週間以内で発送ができるよう調整中。購入数の制限はないが、配送中の破損や配送間違い以外でのキャンセルはできないので、購入する作品はじっくりと選んでほしい。現在、公式のInstagramでは出店作家の紹介が行われているので、気持ちを高めながら事前にチェックしておこう。

『益子陶器市』の詳しい情報はこちら

『益子春の陶器市 WEB版』の詳しい情報はこちら

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