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激戦だがまだ間に合う、都民限定のもっとTokyoを賢く使う方法

Go Toとの併用で宿泊代が実質無料、今後の割引販売日などを紹介

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
Photo by Cory Schadt on Unsplash
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2020年10月23日、東京都独自の旅行助成制度「もっと楽しもう!TokyoTokyo」(以下、「もっとTokyo」)がスタートした。もっとTokyoは、10月24日から2021年3月31日(水)までに東京都民が都内を旅行する場合、1泊当たり5,000円、日帰り2,500円の補助が受けられる助成制度だ。国が主導する「Go To トラベル」と併用もできる(ただし、宿泊を伴う旅行代金は9,000円以上、日帰り旅行代金は4,500円以上が対象)。

Go To トラベルとの併用でほぼ無料で宿泊ができる?

具体的にどのくらい割引になるのか試算してみると、一人1泊1万円の宿泊施設を利用した場合、まずGo To トラベルの35%割引が適用され、6,500円となる。ここからもっとTokyoの5,000円割引され、支払額は1,500円に。さらに、「Go To トラベル」の特典である地域共通クーポン2,000円分が付く。これを上手に利用すれば、「タダみたいな料金」で東京を旅することができるのだ。

現状はかなりの激戦、発売開始1時間以内に売り切れているものが多い

前代未聞の大規模な割引プランなだけに、これがかなりの激戦だったりする。もっとTokyoは、旅行会社やOTA(オンライン旅行予約サイト)が扱う商品や、宿泊事業者(ホテルなど)が販売する、特定のプランが対象となるが、「もっとTokyo」の事業規模は約22億円。キャンペーン全体で40万泊分が用意されている。これがそれぞれの事業者に割り当てられ、3月31日以前でも上限に達し次第、終了となる。

実際に主だった旅行会社や宿泊施設の商品は発売開始1時間以内に売り切れているものが多い。筆者も発売開始日の10月23日14時に、もっとTokyoが適用されるプランの予約を試みたが、希望する宿泊施設に関しては、1軒の予約も取ることはできなかった。

JTB、近畿日本ツーリスト、るるぶトラベル、ANAトラベラーズなどは23日に販売を開始し、すでに完売。東京ステーションホテルやザ・ペニンシュラ東京、ANAインターコンチネンタルホテル東京、ヒルトン東京といった宿泊事業者が公式ウェブサイトで販売していたプランも、ほとんどが即日完売だ。

「もっとTokyo」は情報戦、今後もチャンスはある

「そんなのムリゲーじゃん」という声が聞こえてきそうだが、まだチャンスは残されている。もっとTokyoの販売開始日は、それぞれの業者に委ねられており、これから発売を予定している旅行会社やOTAもある。予約の方法もさまざまで、例えば、10月27日から販売を開始した日本旅行は店頭のみで予約を受け付けた。電話での予約のみを受け付ける宿泊事業者もある。ただし、参加する事業者は公式ウェブサイトに掲載されているが、どの事業者がいつ、どのように発売するかは、現時点では掲載されておらず、自分で調べる必要がある。

もっとTokyoは情報戦だ。気になるホテルの、めぼしいプランの予約を勝ち取るには、正確な情報を入手した上で対策を練る必要がある。プランの内容は発売前には分からない場合が多いが、少なくとも第3希望ぐらいまでの宿泊日は考えておきたい。

10月30日以降の各事業者の割引発売日

今後は、楽天トラベル(10月30日)じゃらん(11月2日10時)、dトラベル(11月初旬に詳細発表予定)一休.com(12月中旬以降)、ヤフートラベル(未定)、クラブツーリズム(未定)などが発売を控えている。

宿泊事業者では、飯田橋のアグネスホテルが11月1日(日)の予約開始を発表。ホテルトラスティプレミア日本橋浜町は、10月30日(金)にクリスマス限定プランの販売を予定している。

アグネスホテル アンド アパートメンツ東京
アグネスホテル アンド アパートメンツ東京

発売がスタートする日程や時間は変更になることも少なくないので、随時チェックし、万全の態勢で予約に挑みたい。

テキスト:長谷川あや

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