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海外出張者と在留資格を持つ外国人を対象に14日間の待機免除へ

免除には日本での2週間の予定提出が必須

Tabea Greuner
テキスト:
Tabea Greuner
Writer
Japan osaka airport
Photo: akira535/Pixabay
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現在、日本に再入国する日本人と外国人は、新型コロナウイルスの感染リスクを軽減するために、到着時に14日間の待機が義務付けられている。しかし、この方針は2020年10月末に変更される可能性があるようだ。共同通信によると、日本政府は14日間の待機を免除することを検討している。

日本は出張目的でシンガポール間の往来をすでに再開しており、10月末からは韓国との間でも予定されている。この2カ国からのビジネス目的での出張者は、到着時に14日間の隔離を受ける必要がない。これに対し、今回検討されている政策は、どの国からの出張者であっても適用されるというもの。これは、日本での国際的なビジネス活動を促進することを目的としている。

2週間の待機を免除するには、空港検疫所に、宿泊先や勤務先の情報を含む2週間の詳細な計画書を提出しなければならない。また日経アジアによると、検疫を免除された人は、日本での最初の2週間は公共交通機関を利用することができないという。

ただし、増加する管理、検査業務で空港職員に過重な負担をかけないよう、空港での検査能力に応じて免除対象者の1日の人数に制限を設ける。 

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