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3月から公演を中止してきた歌舞伎座は2020年8月1日(土)から再開し、『八月花形歌舞伎』を開催すると発表した。公演は8月1日〜26日(水)、4部制を採用している。
演目と主な配役は以下の通り。
・第1部(11時から)は『連獅子』で片岡愛之助、中村壱太郎
・第2部(13時45分から)は『棒しばり』で中村勘九郎、坂東巳之助
・第3部(14時15分から)は『吉野山』で市川猿之助、中村七之助
・第4部(19時から)は『与話情浮世横櫛(よわなさけうきよのよこぐし)』で松本幸四郎、片岡亀蔵
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、いずれも幕間なしで各公演は短時間で終わるものとなっている。
チケットは1等席が8,000円、2等席5,000円、3等席3,000円で桟敷席や幕見席は販売しない。座席数も前後左右を開けた配置とするため、通常の1808席から半分以下の823席とする。
なお、歌舞伎座独自の主な新型コロナウイルス感染症対策は以下の通り。
・大向こうや掛け声を控えるよう求める
・出演者へのプレゼント、手紙、面会は控える
・劇場の客席は原則、前後左右を空けた席配置とする
・ブランケット、座布団、オペラグラスの貸し出しを一時的に休止する
・幕間がない公演のため、必要な水分補給を除き劇場内での飲食を控える
詳細な感染症対策と今後の変更などは公式サイトで確認してほしい。
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