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東京都、新型コロナ警戒レベルを最も深刻に引き上げ

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Time Out Tokyo Editors
Photo by Jaison Lin on Unsplash
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今、レインボーブリッジと都庁が再び赤く染まる時なのかもしれない。東京都は2020年7月15日、新型コロナウイルスの都内の感染状況などについて専門家の分析をもとに評価する会議を開き、現在の感染状況について「感染が拡大していると思われる」として4段階ある警戒のレベルのうち最も深刻な表現に引き上げた。

会議では、7月13日までの1週間の平均で、新たな感染の確認が前の週のおよそ1.5倍の168.4人となり、感染経路が不明な患者も77.3人で、前の週の2倍近くに増えていることなどを報告。

現在の状況については、緊急事態宣言が発令された第1波とは新規感染者の年齢層、重症度が明確に違うとの見方を示す一方で、夜の繁華街がある新宿区だけでなく世田谷、港区、中野区などにも感染が拡大しつつあることが発表された。

東京都知事の小池百合子は、都民に対し、接待を伴う飲食店など夜の街で感染拡大防止のためのガイドラインに従わない店舗の利用を避けるよう要請。ほかの道府県への不要不急の移動は、できるだけ自粛するよう呼びかけた。

このことにより、「GO TOキャンペーン」の開始時期について影響を与える可能性もあるかもしれない。16日(木)には、同キャンペーンに関する専門家を交えた政府の分科会が開かれる予定だ。

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