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新たな商業施設東京ミッドタウン日比谷が、2018年3月29日(木)に千代田区有楽町1丁目エリアに誕生する。六本木の東京ミッドタウンに続く施設で、ラグジュアリーな雰囲気だが、大人がカジュアルに使えるレストランも多く、入居店舗のバランスが良い。日比谷駅直結の地上35階、地下4階建ての施設で、オフィスと商業店舗から構成される。地下1階~地上3、6、7階は商業フロアとなり、レストランやファッションストア、ライフスタイルショップを合わせ約60店舗。オープンに先駆けて行われた内覧会で見つけた注目ヴェニューを紹介する。
ランチもディナーも優雅に味わう。
6階に位置するドローイング ハウス オブ ヒビヤは、日本全国の美味しい食材を楽しめるレストラン。屋上庭園に面しており、開放的な大きな窓から外の景色を見ながら食事を味わえる。季節ごとに2つの土地に焦点を当て、その時期の旬の食材を使った料理を提供する。オープニングは、淡路島と信州がテーマになり、『信州のキノコのエシャロットマリネ』や『淡路産 鰆のポワレ 浅利と木の芽のソース 山菜のベニエ』など春の食材を使用した料理が味わえる。
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開放的な店内
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映画は都内最大級で見る。
4、5階に位置する都内最大級シネマコンプレックスザ・ムービーパレス TOHOシネマズ日比谷。全13スクリーン、約3000席を備え、日比谷公園を一望できる開放的なロビーや、最高の映画体験を追求したプレミアム シアターなど、上質な環境で映画が楽しめるのが特徴だ。プレミアム シアターには、壁一面に広がる巨大スクリーン『TCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN)』や、劇場に最適な形で設計された『カスタムオーダーメイドスピーカーシステム』、革張りの『プレミア ラグジュアリー シート』を導入している。
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革張りの『プレミア ラグジュアリー シート』
音楽と食は同時に楽しむ。
六本木の東京ミッドタウンにも入居する、音楽と食事を堪能することができるライブ会場、ビルボードライブ。日比谷では、ビルボードカフェ&ダイニング (3階)として営業する。JBLのスピーカーを備えたメインダイニングのほか、10人から5人程度が入れる、異なる大きさの個室が3部屋あり、店内にあるレコードを聞いたり、備え付けのデバイスから好きなBGMを選んで食事が楽しめる。アコースティックライブやトークイベントの開催のほか、レコードとCDのセレクトショップも設けられるので、音楽好きは一度足を運びたい。
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店内に並ぶ約200枚のレコード
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サックス型のビールサーバー
唯一無二のバーで一息つく。
銀座の名店、スタア・バーが商業施設に入居するというニュースは大きな話題だ。1996年『世界カクテルチャンピオンシップ』において31歳の若さで優勝したオーナーバーテンダーの岸久(きしひさし)による同バーは、リキュールはもちろんのこと、名物の透明度が高いハンドカットのアイスや手巻きのおしぼりなど隅々までこだわりが感じられる、間違いなしの名店として愛されている。日比谷店は施設の3階に位置し、12メートルの1枚板のカウンターに20席を配置するダイナミックな造り。日比谷店オリジナルのカクテル『パークライフ』や、スタア・バーとしては初の軽食メニューを提供する。
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オーナーバーテンダーの岸久(きしひさし)。STAR BAR Ginzaにて
昭和にタイムスリップする。
小さな街のようなアーケード型の複合ショップ、ヒビヤ セントラル マーケット(3階)。クリエイティブディレクターの南貴之と書店の有隣堂による複合型店舗で、居酒屋や理容店、衣料品、コーヒースタンド、書店などの9つの店舗が軒を連ねる。スペースは、市場や街角、路地を再現し、昭和レトロな遊び心ある造りが魅力的である。
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理容ヒビヤ
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ヒビヤ セントラル マーケットの一角にある、岐阜県や宮崎県など、
15分で健康診断する。
ザ・ノース・フェイスなどを展開するゴールドウインの新業態、ニュートラルワークス ヒビヤ(3階)。スポーツウェアや疲労回復グッズをそろえるショップなのだが、簡単なストレッチができるスペースや、体内の水分量や体脂肪、筋肉量を計測できる『イン ボディ(In Body)』を導入している。イン ボディは、アドバイス時間も含め15分ほど、測定は無料でできる。買い物ついでに自身の体内状態をチェックしてみては。
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ニュートラルワークス ヒビヤ店内
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ストレッチスペース
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