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日本のロボット開発ベンチャー企業、ドーナッツロボティクスが、翻訳機としても機能するスマートフェイスマスク『C-FACE』を開発した。
この翻訳マスクは、ロボット技術を応用したものでBluetoothを介してスマートフォンやタブレットにワイヤレス接続し、専用のアプリとペアリングすることで翻訳を可能にしている。着用者がマスクに向かって話すと、アプリがその言葉を翻訳したテキストに変換してくれる。さらに電話も可能で、話し手の音声を増幅させ聞き取りしやすくする機能もある。
翻訳言語は8カ国。日本語から英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語に対応している。
この『C-FACE』マスクのアイデアは、社会の人々、そしてドーナッツロボティクス自体がこのパンデミックを乗り越えるためのクリエーティブな方法をないかと探していたときに、思いついたそう。開発資金調達のため、株式投資型クラウドファンディングで株式を販売した際は、上限の2,800万円に開始37分で到達してしまったというからその注目度は桁違いだ。
日本では1枚4,378円で12月から販売を開始(2020年8月13日(木)以降、クラウドファンディングサイトMakuakeで予約をスタート)。その後、中国、欧米への展開を予定している。
今は海外旅行の予定は立てづらいかもしれないが、来たるグローバル社会のニューノーマルとなる夢のガジェットかもしれない。
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