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2020年10月11日(日)、東京の新宿二丁目近くに日本初となる恒久的なLGBTQセンター、プライドハウス東京レガシーがオープンを迎える。この施設は、東京オリンピック期間中のLGBTQマイノリティの理解を促進し、支援を提供するために設立された非営利の擁護団体プライドハウス東京プロジェクトが担当。
当初は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年、2021年以降の設立を予定していたが、中⻑期化するコロナ禍にこそ性的指向、性自認を問わず安心してつながりを持てる場所がこそ必要と判断し、設立計画が変更された。
プライドハウス東京レガシーは、36の団体と専門家、15の企業、19の大使館、アスリートやスポーツ関係者らがセクターを超えて連帯し、LGBTQに関する情報発信を行うと同時に、当事者らにとって安心、安全な居場所を提供することを目的とした施設だ。性同一性や性的指向に関係なく、誰もが歓迎される場所として、カウンセリングへのアクセスを求める人々へのサポートや、情報を提供する。
オンラインとオフラインの両方で定期的なイベントを開催し、日本のLGBTQマイノリティに対する社会の目を変えて行く手助けを行うという。また寄付やスポンサーだけに頼るのではなく、センターを維持しながらLGBTQ当事者らにより多くの機会を開く、プログラムやビジネスの作成を計画している。
オリンピック委員会によって正式に承認された日本で最初のプライドハウスであり、2021年夏には、LGBTQのアスリートを含む参加者のためにより進歩的なオリンピックをサポートする施設として、役割を果たす予定だ。
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