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日本への入国制限対象に18カ国追加、キューバやコスタリカなど

7月1日から、129の国と地域が日本の入国禁止措置の対象に

Kasey Furutani
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Kasey Furutani
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Photo: bulletrain743/PixaBay
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夏に向けての第一歩を踏み出した、新型コロナウイルス(COVID-19)にまつわるニュースはまだまだ続く。東京では緊急事態宣言が解除され街は完全な再開に向け動きはじめており、県境も行き来できるようになった。しかし、日本は外国人観光客への門戸を開くことを躊躇(ちゅうちょ)している。

2020年7月1日には、日本への入国を禁止される国と地域を18追加。過去2週間以内にこれらの地域に滞在歴のある外国人は原則、入国できなくなる。

追加となったのは、アルジェリア、カメルーン、中央アフリカ、コスタリカ、キューバ、エスワティニ、グルジア、グレナダ、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、イラク、ジャマイカ、レバノン、モーリタニア、ニカラグア、セネガル、セントビンセント・グレナディーン。これで、日本への入国を禁止される国と地域の数は129となった。

7月1日現在、日本への渡航禁止措置の対象とされている国と地域は以下の通り。

アジア太平洋地域:オーストラリア、ニュージーランド、バングラデシュ、ブルネイ、中国(香港、マカオを含む)、インド、インドネシア、大韓民国、マレーシア、モルディブ、パキスタン、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム

北米:カナダ、アメリカ合衆国

ラテンアメリカ・カリブ諸国:アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、バハマ、バルバドス、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グレナダ、グレナディーン諸島、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、ペルー、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント・グレナディーン諸島、ウルグアイ

ヨーロッパ:アルバニア、アンドラ、アルメニア、オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、グルジア、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、カザフスタン、コソボ、キルギス、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モルドバ、モナコ、モンテネグロ、オランダ、北マケドニア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、タジキスタン、ウクライナ、イギリス、バチカン市国

中東:アフガニスタン、バーレーン、イスラエル、イラン、イラク、クウェート、レバノン、オマーン、カタール、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦

アフリカ:アルジェリア、カーボベルデ、カメルーン、中央アフリカ、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ジブチ、エジプト、赤道ギニア、エスワティニ、ガボン、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、モーリタニア、モーリシャス、モロッコ、サントメ・プリンシペ、セネガル、南アフリカ

しかし、日本、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム間のトラベルバブルは、現実味を帯びてきているようだ。6月25日には、日本からベトナムにチャーター便が就航、東南アジアにビジネス旅行者を連れてきた。

なお、外国人の再入国は、親族の法要や重篤な医療処置のために母国を訪問するなどの「例外的な場合」に限られている。詳細は外務省の公式サイトから確認してほしい。

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