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新型コロナウイルス(COVID-19)の流行と緊急事態宣言で、すでに何週間も自宅待機を続けているかもしれない。しかし、一部の人々にとっては料理に打ち込む絶好の機会となっている。それを証明するのが、SNSに多く投稿されているさまざまな手料理の写真だ。もともと日本料理は色合いや盛り付けなどにこだわることで知られ、最近では「キャラクター弁当」などの投稿が海外でも話題になっている。
今、人々は「おうち時間」を利用してキッチンに引きこもり、さらにそのセンスに磨きをかけたクリエーティブな料理の数々を生み出しているようだ。デコラティブなトッピングのフルーツサンドやパフェ、おにぎりなど、自己隔離中に作ってみたい「インスタ映え」するメニューの数々を集めた。
フラワーフルーツサンド
柔らかなホワイトブレッドにホイップクリーム、フレッシュフルーツを組み合わせたフルーツサンドは、小麦粉や砂糖が不足してケーキが手に入らなかった1920年以降に誕生した、日本発祥のサンドウィッチだ。現在、その華やかな見た目とおいしさで再ブームとなりつつある。Instagramに投稿されたフルーツサンドは、断面をイチゴやブドウ、マンゴー、キウイフルーツ、オレンジなどで花の形に加工。まさに「インスタ映え」する美しいデザインに仕上がっている。
キャラクターフード
小学生のお弁当として人気がある「キャラ弁」。今では大人向けのキャラ弁も登場するなど、幅広い層に親しまれている。食材をアニメのキャラクターや動物の形にデコレーションするのが定番だが、海苔の切り方次第で、まるで黒のマーカーペンのようにご飯の上からトーストの表面にまでありとあらゆるキャラクターを生み出すことができる。
ゼリーポンチ
調理材料が不足していたり、自宅にオーブンがない場合でも簡単にインスタ映えするデザートができる。必要な材料はゼリー用の寒天とかき氷シロップだけで、最寄りのスーパーでも手に入りやすい。あとは好きなフルーツやスイーツをトッピングするだけで、見かけも華やかなポンチが完成だ。
デコレーションおにぎり
素朴なおにぎりも、おしゃれなデコレーションでレベルアップする。サーモンフレークやツナのような具材に海苔、という組み合わせが典型的だが、最近は大葉や刺し身、タラコ、焼きチーズ、切り干しダイコンなどのトッピングが登場しているようだ。
ウェーブトースト
ウェーブトーストと呼ばれるこのちょっと不思議でかわいらしい「デコパン」には、波模様のトッピングが施されている。抹茶やイチゴ、ラベンダーやアボガドなど好みの具材と混ぜたクリームチーズを、トーストの表面に描くようにスワイプすれば出来上がりだ。
おうちパフェ
日本で一般的に食べられているパフェといえば、生クリームに果物やコーンフレークといった具材を盛り付けたアメリカンスタイルのパフェ。餅やきな粉などを添えた和風パフェなども人気だが、喫茶店やカフェの多くが休業中だ。それを受けて、自宅でさまざまな具材のレイヤーを重ねた手作りパフェに挑戦している。
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