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「まさかこんな所にメメクラゲがいるとは思わなかった」という難解なセリフと、独特なシュールレアリスムの世界を展開する漫画『ねじ式』。作者のつげ義春は、雑誌『ガロ』で活躍した漫画家で、その芸術性の高さやオリジナリティーが、多くのクリエーターたちに影響を与えてきた。
現在、六本木ヒルズの森タワーにある展示スペース東京カルチャーリサーチでは、『つげプロジェクト VOL.1 ねじ式展』が開催されており、関連イベントとして、同作品をテーマにしたシークレットバーが都内にひっそりとオープンした。
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虎ノ門駅から徒歩10分ほど、入り口はあの「目」が目印だ
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壁一面には『ねじ式』の印象的なシーンを切り取ったコラージュも
店内に足を踏み入れると、つげワールドが広がる。内装はデザイン集団のSAMONが手がけた。また、つげを愛する若手クリエーターのBPMやわたなべしおり、『ひなびた温泉パラダイス』の著者、岩本薫らが日替わりでバーテンダーとして店に立つ予定だ。
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つげ作品を語りに……
東京カルチャーリサーチは、マンガやゲーム、メディアアートなどを深く掘り下げた展示を不定期で開催しているギャラリーなのだが、今回のようなコンテンツを街の中に入れるという取り組みは初めて。バーという形態にしたのは、夜型人間が多いクリエイターたちが集い、交流できるようにという思いからだそう。
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一般への公開は、11月28日(木)〜30日(日)。1時間の入れ替え制で、事前申し込みが必要となる。
なお、第2弾となる展示『つげプロジェクト VOL.2』は、2020年4月に開催予定で、企画は第3弾まで行われる。
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