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日本各地で企業やビジネスが再び動き出し、私たちは少しずつ日常生活を取り戻しつつある。しかし、ソーシャルディスタンシングを守ることと、マスクをして外出することは今後も欠かせない。静岡県浜松市では、マスクをしているかどうかを判別するロボットの実験が行われ話題になっている。
A test run of a robot using artificial intelligence has begun in Hamamatsu City, central Japan. The robot is designed to help prevent the spread of the coronavirus by identifying people not wearing masks.
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) June 5, 2020
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このロボットは、市のマスコットキャラクターの「出世大名家康くん」に人工知能を搭載し開発されたもの。この家康くんは名前の通り徳川家康がモチーフとなっており、家康が長年浜松に住んでいたことや、のちに天下統一を成し遂げたことから2011年に浜松市のマスコットとして採用された。
新型ロボットは浜松市の観光案内所に設置され、早速実験が行われた。ロボットの前に立つと、「マスクを着けてくれてありがとう」と日本語でお辞儀をしてくれる。また、マスクを着用していない人には、「マスク着用は感染症予防に効果があります」とアドバイス。この技術は当初、マスクをしている不審者を識別するために開発されたものだったが、新型コロナウイルスをきっかけに全く新しいロボットに生まれ変わった。
今後こういったロボットが街頭で活躍するのかは分からないが、夏であってもマスクの使用が不可欠であることは確かだ。最近では人の目を引くおしゃれなアートマスクなどもリリースされているので、引き続きマスクを着用して感染予防に努めよう。
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