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2020年7月、広尾駅前にオープンしたイート プレイ ワークス。「食べて、遊んで、仕事して」をコンセプトにした複合施設で、プライベートオフィスや会員制ラウンジのほか、予約困難な飲食店が集まる2階のザ レストランエリアは、舌が肥えたグルメの間で密かに話題となっている場所だ。そんな2階の奥にスナック すいか/白井餃子はひっそりとある。
カウンターが8席、2人席、4人ほど座れるグループ席のみの小さな店内だが、シックな格子柄の天井や床、ランプなど、落ち着いた赤で整えられた内装が居心地の良い空間を醸している。出迎えてくれるのは、ママを務めるフードコーディネーターの白井絵美。スタッフはほかにも、デザイナーやモデルなどさまざまな職種のスタッフたちが日替わりで働いている。
メニューはどれも白井のこだわりが詰まっている。『特製すいかカクテル』(1,500円)は、生のスイカをフローズンと米焼酎のペアリングが楽しめる特製ドリンク。『自家製レモンサワー』(1,200円)は、ウオッカベースに無農薬レモンピール、蜂蜜などを使った爽やかな一杯だ。自家製餃子(ぎょうざ)は北海道産の小麦粉を使用した皮で包んだもちもちの食感が特徴で、あっさりと小ぶりのため何個でも食べてしまいそう。
スナック すいかのキュートなロゴは、デザイナーとともに白井が作り上げたという。グラスをはじめ、お通しの駄菓子が入った升にもロゴが入っている。チャージ料は2,000円、上記のドリンクのほか、自家製薬膳酒(1,200円)、瓶ビール(800円)、ウイスキーのボトルキープもそろっている。
スナックの定番、カラオケ設備もあり、料金はチャージに含まれている。落ち着いて飲める居心地の良さから、食事の後の2軒目や、女性グループでの来店も多いという。店内ではイート プレイ ワークス内のレストランから出前も可能だ。
フードコーディネーターとして活躍する白井は、いつか店を持ちたいという思いを温め、今回の出店を決意したという。イート プレイ ワークス内のレストランのなかで、餃子やスイカなど自分の好きなものをそのままメニューとして提供しているそう。こだわりの詰まったメニューは、フードへの愛があふれ、どれも絶品。白井餃子は食事を楽しんだ後でもデザート感覚でいけるため、ぜひ試してほしい。
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