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海外旅行をした時、ついつい使い切れずに持ち帰ってしまうのが現地の小銭だ。両替できずに自宅の引き出しの中に大量に持て余している人もいるだろう。ここでは、そんな使い道のない「お金」をスマートに換金してくれる画期的なサービスを紹介する。
ポケットチェンジは、不要な現金を電子マネーやクーポンに変えることができる専門キオスク端末だ。2015年に羽田空港に設置されて以来、同端末は成田空港や全国各地の空港、最近ではショッピングモールの一角でもサービスを開始している。使い方はシンプル。手元の外国紙幣や硬貨を機械に入れるだけで、簡単に電子マネーへの交換ができる仕組みとなっている。
コインを分別する必要もなく、合計金額が計算されたら通貨を使いたい地域とサービスを選択するだけ。例えば、SuicaやPasmoにチャージをしたり、nanacoや楽天Edyのようなプリペイドカードに金額を追加したりもできる。そのほか、AmazonやAppleのギフトカードに交換するオプションや、ユニセフのような慈善団体に寄付することも可能だ。
現在ポケットチェンジで対応している通貨は日本円、ユーロ、韓国ウォン、香港ドル、台湾ドル、ベトナムドンとなっている(そのほかの通貨への換金はできないが、慈善団体への寄付は受け付けている)。
また、日本国内のサービスだけでなく、アメリカや中国、韓国の電子マネーや、ポンドやオーストラリアドル、デンマーククローネなどの国際ギフトカードにも換金することもできる。今後海外へ行く予定があるという人は、滞在先の電子マネーに換えてもいいかもしれない。
ポケットチェンジの設置場所については、公式ウェブサイトから確認してみよう。
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