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宮崎県発の「ソーシャルディスタンシングバゲット」が話題に

Kaila Imada
テキスト:
Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
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新型コロナウイルスの流行を受け、日本ではプラスチックバリアやぬいぐるみを使用するなど、ソーシャルディスタンシングを保つ工夫に力を入れてきた。畳やマグロなどを例にした、実際取るべき「2メートル」の距離を説明するユニークなポスターなども登場しているが、物理的にこの「2メートル」を測るのはなかなか難しいものだ。

宮崎県のベーカーリー、リビエールは安全な距離を友達と測るのにぴったりなフランスパンを作った。「ソーシャルディスタンシングパン」と名付けられたこのバケット。長さは直径約1メートルだが、二つ合わせれば安全な距離感を視覚的に確認できるというものだ。

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バゲットは日本国内ならどこにいてもオンラインで購入することができ、東京から注文する場合も送料は無料だという。注文は2個セットから受け付けており、3,500円。ソーシャルディスタンシングパンの食べ方や、レシピなどを紹介する「取扱説明書」が付いてくるほか、届いたパンを刀のように飾ることができる、手作り「刀掛け」も作成できるようになっている。もちろん、このパンを使って侍ごっこやダリの真似を楽しむこともできるが、「距離を測る、食べる以外の目的には使用しないでください」とのこと。遊び心を忘れず、おいしくソーシャルディスタンシングを実践できそうだ。

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